入院した父を、来月には退院させてくださいと言われて
- 困っていたこと
- 退院の話が出たのに、要介護度も退院日も決まっていない
- 決め手
- 予算のなかで、父を主語にして話してくれた施設
- ご相談から入居まで
- 約2か月
ご本人90代・お父様/ご相談時は要介護認定の申請中(のちに要介護5) ご相談者ご長男様(お母様とご一緒に)
ご相談のとき
冬のある日、ご自宅で転倒され、そのまま救急車で運ばれました。肺炎と心不全の疑いで入院。治療が進むにつれて認知面の変化が出て、点滴を抜いてしまわないよう体をおさえる用具を使っている時期もありました。介護保険は入院してから申請したばかりで、要介護度はまだ決まっていません。
それでも、病院からは退院の話が出はじめます。病院で受け取った施設の資料は、ご予算に合いませんでした。「場所よりも費用を優先したい。ひと月30万円くらいで」——これが、最初にうかがったご希望でした。
住まいるがしたこと
病院の相談員に、直接うかがいました
退院がいつになるのか、そのときどこまで動ける状態なのか。ご家族にも分からなかったため、ご了承をいただいたうえでソーシャルワーカーに連絡を取りました。用具を使っている理由も、一つひとつ確認しています。
ご予算の線を動かしませんでした
「エリアより費用」というご希望をそのまま受け止め、ひと月30万円前後で探せる施設だけをお持ちしました。
見学に同行しました
3施設をご覧いただき、ご家族が感じたことをその場で整理しました。「説明が事務的に感じた」「父のことを主語にして話してくれた」といったご感想が、そのまま判断の材料になりました。
受け入れが難しいと言われてから、組み直しました
いったん決まりかけた施設で、入居前の面談(アセスメント)の結果、受け入れは難しいという返事が届きます。その日のうちにご家族と病院にご連絡し、空室のある施設を新たにお伝えして、2件の見学を組み直しました。
施設にお部屋の確保をお願いしました
ほかにご検討中の方がいる中で、退院の事情を施設にお伝えし、お部屋を押さえていただけるようお願いしています。
その後
ご相談から約2か月でご入居。入居した当日に熱を出されてご家族が心配されたため、その日と数日後に施設へ確認し、熱が下がって落ち着いて過ごされていることをお伝えしました。ご紹介元の病院にも、同じご報告をしています。
この事例で大切にしたこと受け入れを断られることもある、と先にお伝えしておくこと。断られたあとの組み直しを、ご家族ではなく相談員が引き受けること。そして、入居した日で終わりにしないこと。



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