CASE

対応事例

「住まいる」が実際にお手伝いした8件を、はじめから終わりまでご紹介します。 急なご退院、週に3回の透析、ひと月20万円というご予算、遠くにお住まいのご両親、
そして「まだ入りたくない」というご本人のお気持ち。
うまくいかなかった場面も含めて、相談員がその間に何をしていたのかをそのまま載せています。

事例01

入院した父を、来月には退院させてくださいと言われて

  • お急ぎ
  • ご予算
  • ご退院
  • 要介護認定の申請中
困っていたこと
退院の話が出たのに、要介護度も退院日も決まっていない
決め手
予算のなかで、父を主語にして話してくれた施設
ご相談から入居まで
2か月

ご本人90代・お父様/ご相談時は要介護認定の申請中(のちに要介護5) ご相談者ご長男様(お母様とご一緒に)

ご相談のとき

冬のある日、ご自宅で転倒され、そのまま救急車で運ばれました。肺炎と心不全の疑いで入院。治療が進むにつれて認知面の変化が出て、点滴を抜いてしまわないよう体をおさえる用具を使っている時期もありました。介護保険は入院してから申請したばかりで、要介護度はまだ決まっていません。

それでも、病院からは退院の話が出はじめます。病院で受け取った施設の資料は、ご予算に合いませんでした。「場所よりも費用を優先したい。ひと月30万円くらいで」——これが、最初にうかがったご希望でした。

住まいるがしたこと

  • 病院の相談員に、直接うかがいました

    退院がいつになるのか、そのときどこまで動ける状態なのか。ご家族にも分からなかったため、ご了承をいただいたうえでソーシャルワーカーに連絡を取りました。用具を使っている理由も、一つひとつ確認しています。

  • ご予算の線を動かしませんでした

    「エリアより費用」というご希望をそのまま受け止め、ひと月30万円前後で探せる施設だけをお持ちしました。

  • 見学に同行しました

    3施設をご覧いただき、ご家族が感じたことをその場で整理しました。「説明が事務的に感じた」「父のことを主語にして話してくれた」といったご感想が、そのまま判断の材料になりました。

  • 受け入れが難しいと言われてから、組み直しました

    いったん決まりかけた施設で、入居前の面談(アセスメント)の結果、受け入れは難しいという返事が届きます。その日のうちにご家族と病院にご連絡し、空室のある施設を新たにお伝えして、2件の見学を組み直しました。

  • 施設にお部屋の確保をお願いしました

    ほかにご検討中の方がいる中で、退院の事情を施設にお伝えし、お部屋を押さえていただけるようお願いしています。

その後

ご相談から約2か月でご入居。入居した当日に熱を出されてご家族が心配されたため、その日と数日後に施設へ確認し、熱が下がって落ち着いて過ごされていることをお伝えしました。ご紹介元の病院にも、同じご報告をしています。

この事例で大切にしたこと受け入れを断られることもある、と先にお伝えしておくこと。断られたあとの組み直しを、ご家族ではなく相談員が引き受けること。そして、入居した日で終わりにしないこと。

事例02

週に3回の透析を続けながら、ひと月20万円で

  • 医療的ケア(人工透析)
  • ご予算
  • 退院の期限
困っていたこと
週3回の透析に通いながら、すべて込みでひと月20万円に収めたい
決め手
透析のクリニックが併設されていること
ご相談から入居まで
2か月

ご本人80代・お父様/要介護2(のちに要介護4)/人工透析 週3回 ご相談者ご長男様(お母様とご一緒に)

ご相談のとき

透析を始めたばかりで体力が落ち、リハビリのために入院されていました。退院の期限は、およそ2か月後。ご自宅に戻る道も検討されていましたが、主に介護をするのは80代のお母様になります。ご本人は「家に帰る」一心でリハビリに励んでおられました。

ご希望は、すべて込みでひと月20万円。透析は週に3回で、通院の足も要ります。

住まいるがしたこと

  • 二つの道を並べたまま進めました

    ご自宅に戻るのか、施設に移るのか。決まらない段階から、見学だけは進めておくことをお勧めしました。

  • 「透析対応可」の先まで聞きました

    資料に対応可と書いてあっても、実際に通えるかは別の話です。見学のたびに、いま透析を受けている入居者がいるか、どのクリニックに通っているか、送迎はどうしているかを確認しました。

  • 施設側の不安も、そのままお伝えしました

    6施設をご覧いただいたうち1施設では、施設長から「今の介護職員は透析の方を受け入れた経験がなく、シャントのトラブルも心配」と正直なお話がありました。ご家族はそれを聞いて、この施設は見送るという判断をされています。

  • 行き違いを、隠しませんでした

    別の施設では、見学のときには聞いていなかった待機7名がいることが後から分かりました。その事情をそのままご家族にお伝えし、お詫びしたうえで、次の候補をすぐにご用意しました。

  • 退院の期限を、動かせる幅ごと確かめました

    期限はあくまで目安で、書類の準備などで1〜2週間は延ばせること。これを病院から改めてご家族にご説明いただけるよう、相談しました。

その後

最終的に、透析のクリニックが併設された住宅型の施設で、ひと月20万円ほどに収まる見込みが立ちました。ご契約の5日後にご入居。ご紹介元の病院にも、入居できたことをご報告しています。

この事例で大切にしたこと「対応できます」の一言で終わらせず、実績と通院先まで確かめること。こちらに都合の悪い話ほど、その日のうちにお伝えすること。

事例03

食べられなくなった父と、限られた時間

  • 医療的ケア(吸引・点滴)
  • 看取り
  • お急ぎ
困っていたこと
口から食べられず、入院を続けると個室代が1日2万円を超える
決め手
面会の時間に制限がなく、夜も会えること
ご相談から入居まで
2か月

ご本人90代・お父様/要介護3/口から食べることが難しい状態 ご相談者ご次女様ご夫妻(同居されていました)

ご相談のとき

春先に肺炎で救急搬送され、リハビリの病院に移られていました。はじめはご自宅に戻ることも考えておられましたが、飲み込みの検査の結果、口から食べることは難しいという診断が出ます。胃ろうなどの処置は望まない、というのがご本人とご家族のお考えでした。

そのまま入院を続けることもできましたが、その場合は個室に移る必要があり、1日あたり2万円を超える差額の負担がかかります。残された時間がどれくらいかも分かりません。「24時間看護師がいて、入居のときの一時金がなくて、自宅の近く」。それが、ご家族の出された答えでした。

住まいるがしたこと

  • 見学の前に、体の状態を確かめました

    ご家族から病院の相談員にお話を通していただき、直接うかがいました。痰の吸引は1日8回ほど、夜間も必要と考えてよい——見学に行く前に、そこまで分かりました。

  • 病院の会議の記録を、先に施設へ渡しました

    受け入れの可否を早く判断していただくため、カンファレンスの記録を施設に事前共有してよいか、ご家族に承諾をいただきました。

  • 回答期限の2日前に、候補を用意しました

    病院から「この日までに方針を決めてほしい」と言われていた日の2日前に、条件の合う2施設を確認。ご家族が希望された1施設を、その翌日に見学しました。

  • 面会のことまで確認しました

    点滴と吸引への対応、費用の日割り、面会できる時間、そして最期が近いときにご家族が付き添えるかどうか。ご家族が気にしておられたことを、見学の場で一つずつ確かめました。

  • 病院と施設のあいだに立ちました

    入居の意向が固まってから必要になった書類のやり取りを、双方にお伝えしながら進めました。ご家族が何度も同じ説明をされずに済むようにするためです。

その後

ご相談から約2か月、飲み込みの検査からは1か月あまりでご入居。面会の時間に制限がなく、事前にご連絡すれば夜も会える施設です。ホーム長との面談を経て、看取りを前提とした受け入れが決まりました。

この事例で大切にしたこと時間が限られているときほど、書類と情報を先に整えておくこと。何を優先するのか(面会・費用・看護体制)を、ご家族に一つだけ決めていただくこと。

事例04

遠くに住む両親を、二人一緒に呼び寄せたい

  • 遠距離のご家族
  • ご夫婦で入居
  • 医療的ケア(在宅酸素)
  • ご予算
困っていたこと
二人部屋のある施設が少なく、母は夜のあいだ在宅酸素を使う
決め手
入居の前に、施設の看護師と本人が直接話せたこと
ご相談から入居まで
4.5か月

ご本人80代のお父様(自立)と、70代のお母様(要支援2/夜間に在宅酸素) ご相談者ご長男様(ご実家は新幹線で数時間の距離)

ご相談のとき

年末年始に帰省された際、ご両親お二人だけの暮らしはそろそろ難しい、と感じられたのがきっかけでした。ご実家は新幹線で数時間かかる場所。お母様は夜のあいだ在宅酸素を使い、外出のときは携帯用の酸素を持ち歩いておられます。

できればお二人一緒に。難しければ、せめて同じ地域の施設に。ご予算は、お二人の年金でひと月30万円ほどでした。

住まいるがしたこと

  • 「高い」と言われて、説明をやり直しました

    最初にお送りした7施設の資料に、「金額が現実的ではない」というご感想をいただきました。もう一度お会いして、前払い金のしくみと、方式によって毎月いくら変わるのかを、一覧表で説明し直しています。

  • 途中で状況が変わっても、時期は動かしませんでした

    ご相談の途中でお父様が転倒され、しばらく安静になりました。ご希望の入居時期は変えないというご意向を確認し、進め方だけを組み直しています。

  • 1日で回れるよう、見学を組みました

    ご相談者が動ける日が限られていたため、2施設を同じ日に、移動を含めて回れる時間割でご案内しました。

  • ご本人と施設が直接話せる場をつくりました

    施設から「夜間の在宅酸素と携帯酸素について、看護師を交えて入居前にご本人とオンラインで面談したい」というお話がありました。遠方のご実家と施設がつながれるよう、ご家族と日程を調整しています。

  • お二人で一つのお部屋に入れる形を探しました

    同じお部屋に入れる間取りを選び、前払い方式と月払い方式のそれぞれで、お二人分の毎月の金額を出してご比較いただきました。

その後

1月のご相談から、初夏にご夫婦でご入居。お母様の在宅酸素について通院先との調整があり、当初の予定より少しうしろにずらしています。

この事例で大切にしたこと遠くにお住まいのご本人と、施設が直接話せる場をつくること。「高い」と言われたときは、金額の内訳から説明し直すこと。ご夫婦の場合は「同じ部屋・同じ施設・同じ地域」の三段階で考えること。

事例05

11か月かけて、父が納得するまで

  • ご本人のお気持ち
  • 食事の制限(腎臓)
  • ご夫婦
  • 長くかかった事例
困っていたこと
腎臓病の食事制限に、施設がどこまで対応できるのか分からない
決め手
食事の面がはっきりしたことと、年齢による割引
ご相談から入居まで
11か月

ご本人90代・お父様/要介護1/腎臓の機能が低下し、水分・たんぱく質・塩分などの制限あり ご相談者はじめはご本人ご夫妻、のちにご長女様

ご相談のとき

はじめは「資料だけ送ってほしい」というお電話でした。翌日にご自宅へうかがうと、90代のご主人様は心臓の手術を終えたばかりで、腎臓の機能も透析の一歩手前。お医者様から、水分とたんぱく質、そしてカリウムやリンの制限を受けておられました。

朝夕は宅配のお食事、昼は80代の奥様の手作り。通院にも奥様が付き添っておられ、ご本人よりも奥様のほうが、疲れきっておられました。

住まいるがしたこと

  • 10か所以上に、食事のことだけを聞いて回りました

    「たんぱく質を1日◯グラムまで」「塩分を1日◯グラム」という指示に対応できるか。答えは施設ごとに違い、「厳密な数字での管理は難しい」「低たんぱくのご飯をご家族が持ち込むなら可」「宅配食の利用は可」など、返ってきた内容をそのままお伝えしました。

  • できないことを、早い段階でお伝えしました

    病院ではないので、グラム単位の管理まではどの施設も難しいこと。そのうえで、宅配食を組み合わせる方法をお勧めしています。

  • ご家族が見つけてこられた施設も、そのつど調べました

    ご家族がインターネットや折り込みで見つけた施設について、「透析をしてもしなくても対応できるか」「待機は何名か」まで問い合わせ、結果をお返ししました。

  • ご本人が乗り気でない施設も、ご覧いただきました

    ある施設は、ご本人が資料を見て「病院のようだ」と感じ、気が進まないご様子でした。それでもご家族が「状態が悪くなったときの行き先を知っておきたい」とおっしゃったので、予定どおりご案内しています。

  • 決まらない時期も、お付き合いを続けました

    ご家族から「面倒な案件で申し訳ありません」というお言葉を何度もいただきましたが、ご連絡をいただくたびに、次の一手をご用意しました。

その後

最初のお電話から11か月後にご契約、その翌週にご入居。決め手は、食事の面がはっきりしたことと、ご年齢による割引のある施設が見つかったことでした。

この事例で大切にしたことできることと、できないことを、施設ごとに具体的に聞くこと。ご本人が納得されるまでの時間を、こちらから縮めないこと。「今は決まらない」という時期も、ご相談のうちとして引き受けること。

事例06

昔、施設で嫌な思いをしたんです

  • ご本人からのご相談
  • ご家族の合意
  • 身元引受人
  • 長くかかった事例
困っていたこと
過去に入った施設で嫌な思いをして、施設そのものに気が進まない
決め手
試食をして、ご自分で確かめられたこと
ご相談から入居まで
16か月

ご本人70代・女性/息子様と二人暮らし/ご自身でご相談に来られました ご相談者ご本人(のちに息子様・ご親族も一緒に)

ご相談のとき

お会いしたのは、70代のご本人でした。過去に2度、くも膜下出血で倒れられ、退院のときに紹介された施設に1年ほど入居された経験があります。ただ、そのときのことを「騙されて入れられたようだった」と感じておられました。

息子様と二人暮らし。すぐにではないけれど、そろそろ考えたい——という段階からのご相談です。

住まいるがしたこと

  • 最初の10か月は、待つ時間にあてました

    資料をお送りしてご感想をうかがう。それだけの往復を続け、ご本人が「見てみたい」とおっしゃるのを待ちました。

  • 見学には毎回同行しました

    待ち合わせは駅から。ご友人も一緒に見たいとおっしゃったときは、人数を施設に伝え直して、ご一緒にご覧いただいています。

  • 気になった施設は、試食つきでもう一度

    お食事が気がかりとうかがったので、魚と肉の両方をご用意いただき、食べ比べてご判断いただきました。居室も、日当たりの向きまで見比べています。

  • 息子様が反対されている間も、急ぎませんでした

    「今まで一人暮らしをしたことがないから」という理由でした。ご本人が「時間をかけて話すので待ってほしい」とおっしゃったので、待ちました。

  • 身元引受人の話を、整理してお渡ししました

    どなたにお願いするかでご親族の間で意見が分かれた場面がありました。施設からの確認事項を書き出してお伝えし、ご家族が集まって話せる形をつくっています。

  • 最後は、ご家族の集まる場にうかがいました

    以前ご覧になった施設が満室になっていることも含めてご説明し、ご契約にも立ち会いました。

その後

最初のご相談から1年6か月でご契約、その5日後にご入居。ご紹介いただいた提携先にも、経過をその都度ご報告しています。

この事例で大切にしたこと一度いやな思いをされた方には、まず時間をお返しすること。お食事は、書いてある内容より食べてみるほうが早いこと。ご家族の意見が割れているときは、揃うのを待つこと。

事例07

元気なうちに始めたことが、いざというときに

  • おひとり暮らし
  • 身元引受人
  • ご本人からのご相談
  • 体調の急変
困っていたこと
おひとり暮らしで、頼れるご親族は甥御様おひとり
決め手
元気なうちに残していたご希望と候補が、そのまま使えたこと
ご相談から入居まで
11か月

ご本人80代・男性/おひとり暮らし/ご相談時は介護保険の申請前 ご相談者ご本人(のちに甥御様)

ご相談のとき

80代でおひとり暮らし。膝を痛めて杖をお使いでしたが、身のまわりのことはご自分でされていて、お話もはっきりしておられました。「自分より若い方や元気な方がいるところで、居室にお風呂があるといい」。それが最初のご希望です。

ご親族は甥御様おひとり。ご本人がご自分で調べはじめられた、その段階からのご相談でした。

住まいるがしたこと

  • ぴんと来ない、というご感想から始めました

    資料をお送りしても「箱に入れられたような感じがする」とおっしゃり、気になる施設は出てきませんでした。エリアを広げてもう一度ご提案し、ご予算を少し超えるけれど共用部の充実した施設も、あえて並べています。

  • 動きのない半年間、連絡を切らしませんでした

    大きな進展のない時期が続きましたが、ご様子をうかがうご連絡だけは定期的に続けました。

  • 状況が変わってから、すぐに動けました

    秋になってご本人が体調を崩され、入院、骨折、そして手術と続きます。ご自宅に戻るのは難しい状況になりました。ここから中心になられたのは甥御様でしたが、ご希望も候補も残っていたため、施設探しを一からやり直さずに済みました。

  • 甥御様と直接お話しできる形にしました

    ご本人の同意をいただいたうえで、甥御様に直接ご連絡し、空室のある施設の費用と受け入れの条件をお伝えして、見学に同行しています。

  • 満室でも、先の見通しを確かめました

    見学した施設は満室でしたが、フロアの移り住みで数週間後に空く見込みがあると分かり、待機のお申し込みをしました。転院を挟みながら、空いたタイミングでご入居されています。

その後

最初のご相談から11か月。ご本人からも「無事に入居しました」とご連絡をいただきました。

この事例で大切にしたこと「まだ先の話」の段階でも、ご希望と候補は記録に残しておくこと。動きのない時期こそ、ご連絡を切らさないこと。ご本人が動けなくなったときに、続きを引き受けられる状態にしておくこと。

事例08

同じ施設なのに、夫婦が別々の部屋でした

  • ご夫婦で入居
  • 住み替え
  • サービス付き高齢者向け住宅
  • 中断をはさんだ事例
困っていたこと
入った施設で夫婦が別々の部屋。食事も思っていたものと違った
決め手
夫婦で一つの部屋に入れて、家具がそろっていること
ご相談から入居まで
14か月

ご本人80代のお父様(ほぼ自立)と、90代のお母様(要介護2/杖歩行) ご相談者ご長男様

ご相談のとき

ご事情があってご自宅を離れることになり、地域の相談窓口から紹介された施設に、お二人で入っておられました。ただ、居室は別々。お食事の内容やサービスも、思っていたものとは違ったそうです。

「できれば夫婦で一つの部屋に。家具がそろっていて、すぐ住めるところがいい」。ご長男様からのご相談でした。

住まいるがしたこと

  • ご自宅にうかがいました

    お母様は転倒による骨折から回復されたところ、お父様はほぼ自立。介護付きの施設だけでなく、サービス付き高齢者向け住宅もご覧いただく形でご提案しています。

  • 二人部屋の少なさを、先にお伝えしました

    二人部屋のある施設は数が限られ、空いていないことも多いこと。期待がふくらむ前にお伝えしています。

  • 中断をはさんでも、記録を残しました

    ご相談の途中でお二人は一度ご自宅に戻られ、数か月後に「やはり施設に」とご連絡をいただいて再開。さらにその後、ご事情が変わって一度白紙になりました。3度目のご連絡をいただいたときには、そのときの状況に合わせて8施設の提案書を作り直しています。

  • ご家族の動ける時間に、見学を合わせました

    土曜は16時以降しか動けない、日曜は午後、というご事情に合わせ、3施設を3日に分けてご案内。開始時刻の変更にも、その都度対応しています。

  • 見学先で出た別の選択肢も、拾いました

    ある施設の見学で、系列の別施設に二人部屋があるとご案内をいただき、その場で費用の比較をしています。

その後

最初のご相談から約14か月。1月にご契約、月末にお部屋の引き渡し、家具を入れて2月にご入居されました。

この事例で大切にしたことご相談が一度止まっても、記録を残しておくこと。数の少ないご希望は、期待がふくらむ前にお伝えすること。ご家族が動ける曜日と時間に、見学のほうを合わせること。

8件に共通していたことどの事例でも、相談員が同じようにしていたことが5つありました。

  1. 病院やケアマネジャーと、相談員が直接やり取りします

    ご本人の状態を正しく知らないまま施設を探すと、あとで受け入れが難しくなります。ご了承をいただいたうえで、病院の相談員(ソーシャルワーカー)やケアマネジャーに直接うかがいます。ご家族が同じ説明を何度もされずに済むよう、あいだに立ちます。

  2. 「対応できます」の一言で終わらせません

    透析、在宅酸素、痰の吸引、腎臓病の食事。資料に「対応可」と書いてあっても、実際にできることは施設ごとに違います。いま同じ状態の入居者がいるか、通院先はどこか、送迎はどうしているか。見学の場で、そこまで確かめます。

  3. 断られたあとが、いちばん大事な仕事だと思っています

    入居前の面談(アセスメント)で受け入れが難しいという結果になることは、実際にあります。そのときにご家族が一から探し直すことにならないよう、次の候補と見学の組み直しを相談員が引き受けます。

  4. 決まらない時期も、ご相談のうちです

    1年、1年半とお時間がかかった事例があります。ご本人の気持ちが固まらない時期、ご家族の意見が分かれている時期、事情が変わって一度白紙になった時期。そのあいだも記録は残していますので、再開のご連絡をいただいたときには、一からになりません。

  5. 入居した日で終わりにしません

    入居の当日に熱を出された方、環境が変わって落ち着かない時期のあった方。ご家族が気にかけておられることを施設に確かめて、そのままお伝えします。ご紹介いただいた病院やケアマネジャーにも、結果をご報告しています。

※ 掲載しているのは、実際にお手伝いした案件をもとに、ご本人・ご家族が特定されないよう内容を一部変更して再構成したものです。お名前・施設名・病院名・詳細な地名・日付・居室番号は掲載していません。

※ 記載の期間・費用・進み方は、それぞれのお客様の場合のものです。同じ結果をお約束するものではありません。ご入居までにかかる期間や費用は、ご本人の状態、ご希望のエリア、施設の空室状況により異なります。

※ ご相談から見学の同行、ご契約のお手伝いまで、お客様に費用をいただくことはありません。

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